明け方には台風16号が来ます・・・

 台風が近づいていて、雨がびしょびしょ降っています。

 土曜日から連休の三日間は、天候不順の日が続いて、ついに台風接近で締めとなりました。

 新しい仕事を探しています。

 教師の仕事は天職のようなものですが、公立学校の組織の中で、自分が自分でなくなる状況を、そろそろやめたいと思っていました。

 若者たちは、全くいやではないし、むしろ、彼らに助けられてここまで来たというのが本当の所です。

 でも、「まあ、まあ、まあ・・」という教師たちの体質には、もうとても、同調できないなと思っています。

 どの人も、悪い人間ではないのです。

 ただ、目の前に起こっていることを、自分の中に取り込んでいくことができないのです。

 いえ、とりこむ前に、目の前で何が起こっているのか、理解できないのかもしれません。

 そうです。そう思うことで、すべてが納得できます。

 もしかすると、「言葉」が人と人をつなぐ道具として、なんの役にも立っていないのではないかと、

 近頃では、そういうことを思ったりもしています。

 言葉が、無化するという現実は、とっくに来ていたのだと、あらためて思ったりしているのです。

 私の周りには、若い教師たちがいく人もいます。どこかエリート意識に包まれ、それでいてあまりに無知な若い先生たち。

 さあ、もう、こういう場所を去っていってもいい。

 新しい、自分の最後の道のりを歩くための準備をしよう。

 けっこう、新鮮な、心地よい気持ちに包まれています。

 今日は雨の中を、安全で、手ごろな価格の化粧品を買いました。

 自分に相応な値段の、基礎化粧品を買いました。

 老人になったらなったで、自分の中身を表出させるような自然な装いをしようなんて、

 心軽く、どこか気負っていたりする自分なのです。