その結果は周知のとおり負けてしまった。
それどころか、自公は悠々の勝利。
独裁者を気取る安倍首相は、選挙後、その姿をますます凶暴なものにしている。
沖縄の高江は内乱状態となり、他県からも続々動員された機動隊が、
ヘリパットの着工を阻止しようとする高江の人々に襲い掛かっている映像が
ネットを通じて次々に発信されている。
ああ、こんな思い上がりの安倍政権を退陣させることができなかった。
その思いが自責の念となり、沖縄の人々へ弾圧に対して、加害者の自分を自覚する。
それがやり切れない。
でも、いつまでもそんなことを思っていてはいけないこともわかっている。
自分が立っているところで、最善の戦いをやっていくしかない。
心を休めてなどいられない。
沖縄の人たちは、安倍政権に殺されようとしているのだから。
だがその一方で、何も知らないまま、何も考えぬまま、
昨日も、今日も、明日も、つつがなく生きようとしてしまう人々を
なんとか受け止めていくことが、これからは特に、必要なのではないかと思っている。
そして、何とかして、彼らとつながらなくては、この国は、変われないのだと思っている。