寒い・・・

12月26日から休みに入って、毎日、順調に過ごすことができているかと思う。

人一人ができることなど大したものではないけれど、やろうと思っていたことは、少しずつやり終えている。

ディケンズの『クリスマスカロル』は村岡花子の訳で読んだ。

これはふとしたきっかけで手にした本だ。

村岡花子という人はテレビの連続ドラマの主人公だったらしい。

一人の男が、聖霊に出会って、ほんとうの意味で生き返ることができたという結末だが、

そこに至るステップの具体的な描写が、なんとも心をうつ。

まるで死人のような、心の乾ききった、頑なだった老人が変わっていくのである。

村岡花子は『赤毛のアン』の訳者として有名だが、私は、そのうち一冊ぐらいしか読んだ記憶がない。

それから映画だ。もうすでに何本観ただろうか。

思いつくところから、「アメリカンスナイパー」「思い出のマーニー」「小さな家」「太秦ライムライト

かぐや姫」「マジェスティック」、「マグノリア」、あれ、最後のは、正確な題名だっただろうか。

一晩で一本を観た。そうしていく晩かは、泣いた。

私と連れ合いが一緒に観ていたが、そんな時間を与えてくれたのは、ツタヤで映画を探してきてくれた息子だった。

さて、余すところ今日を入れて二晩を過ごせば、2016年がやってくる。

特別何かが、めでたいとは思わないが、心残りがないような生き方だけはしていこう。

だから、年内に片付けたいことは、やっぱり片付けておきたい。