今朝は、昨日よりは冷え込んでいる。
もう10月も最後の週になっているのだから、寒くなっても当然だけれど
すぐに体が冷えていく私には、いよいよ要注意の季節になっていく。
世の中はどんどんおかしくなってきて、
もういつ何が起こってもおかしくない。
安倍晋三などという極右の総理大臣をいったん抱え込んでしまったら
どうにもならないのかと、日々憂鬱になるが、
そんなことを言ってる場合ではもちろんない。
ところで昨日、私は自分の理解力の甘さに愕然としてしまったのだ。
安保法制に対して、最初に反対ののろしをあげた
シールズという学生グループのリーダー「奥田愛基」という青年がいた。
彼とその家族が、名も知れぬ悪辣な人間(いや人間たちにか?)に
殺害予告をされたのは少し前のことだった。
実は昨年、「愛基」さんの父「知志」さんの講演を聞いて、
強く心を動かされていたのだった。
知志さんは、路上生活者の支援をし続けながら
全国あちらこちらで講演をしている牧師である。
彼は、「助けて・・といえる社会を作っていこう」と
そうだ、これまで自分は、救援を求める人に気づいてきたのか。
救援を求める人の声にこたえてきたのか。
そして自分自身はほかの人に「助けて」といえたのか・・。
そんな思いをいく度も反芻しながら、
家までたどり着いた記憶を思い起こしていた。
私のこんな身近に、殺害を予告されている人がいたのだ・・・。
なんという、ぼんやりした状況の中にいたのか、
いまさらながら、自分のいい加減さに驚いている。