今日は、休暇をとった・・・

 台風15号が直撃するというので、夏休み中で、まだ生徒が登校しない

 のをいいことに学校を休むことにした。

 それにしても休むというのは、なんとなく気が引ける。

 その理由は大きく二つあって、講師というのは不安定な身分だから、休

 むことによって評定が低くなることを避けたいというのが一つ。

 もう一つは、有給休暇などとることができない他の職種の多くの労働者

 に対して、申し訳ないなという思いが心の底に強くあるからだ。

 思えば、こういうことを思うことが、自分の暮らしをつまらないものに

 しているのかもしれない。

 本当の意味で遊ぶことができない頑なさの表れなのかもしれない。

 なんだか、そんなふうに思ってしまう。

 そう、だからこれからは、少しずつでも、こういう自分をかえよう。

 実は、東京行きだって、結構勇気が必要だった。17日から21日ま

 で、東京への旅をして、いろんなことを思い、心をリフレッシュするこ

 とができたことを思い出しながら、苦笑いしてしまっている。

 年をとったなどというのは無用なセリフだ。

 まず、そんな言葉を使わないことだ。

 60歳を過ぎたからといって、「年をとった。」などといわなくても、

 困ることなどなにもない。