一人で焼物祭りに行ってきた。
快晴、空は青々としていて、雲ひとつない。
ただひた走り、一時間程して、友人の窯元の工房へ到着する。
そこで、気にいった焼物を買う。
これで、ゆっくりお茶を飲もう。
他にも二軒ほど、窯元へ寄ったが、買いたいと思う焼きものがない。
物作りって、やっぱりその人の生き方だ。
そこに共感して、その人の作品を買うことになる。
焼物が特別とも思えないが、
人の命を支える食べ物や、飲み物を盛る器だからかもしれない。
何となく、魂が宿っていると実感するものだ。
焼物に、何一つ詳しいわけではないが、
好きな焼物は、心にしっくりと馴染むのだ。