今日は代休。昨日はマラソン大会があって、
マラソンコースのチェックポイントに三時間余り立っていた。
厳しい寒さの中で生徒に声援を送りながら、
単純に、ただ走るという競技に惹かれるものがあった。
それにしても、寒さに耐えるというのは相当な体力がいると実感する。
ここのところ、中東問題について書かれた本を数冊読んでいる。
イスラム国とかISISとか、ダーイッシュとか、
様々な呼び方をされる集団に殺害された二人の日本人のことがあったからだ。
そればかりではない。
イスラエルによるガザへの攻撃によって殺された
数えきれないほどの無抵抗の市民、
とりわけ女性や子ども達の犠牲を知ってから、
何も知らないままでいてはいけないと思ったからだ。
まず基本的な知識を得ることから始めようと、
近頃では岩波のジュニア新書等を愛読している。
その他にも高校生向けに中東問題を説明しているものなどがわかりやすい。
その一方でイスラム教に対する知識、
さらには宗教を人間の暮らしの根底に置く国々の在り様についても
落ち着いて静かに考えることができた。
