崩壊を 怖がるな・・・

 本当に 自分に いくたびも

 いくたびも 言い聞かせる

 崩壊 それは 突如として 雪崩打ちものではなく

 ゆっくりと じわじわと そんなふうに

 当然のことだ

 壊れていく いや 壊れるというよりは

 自分が描く自分の原型に

 自分が戸惑いながら ああ

 それは ふつうのことだ

 縛り付けていたものは 自分の原型

 ああ いけない 若い命を 

 ときはなってやらなくちゃ

 そこから 何かがはじまるんだ きっと

 だから 私も 自由になるんだ きっと

 愛なんて 口に出しちゃいけない