春は名のみの・・・

 冷える 体の末端が冷える 
 若い頃からの症状で 
 心の真ん中に燃えている火が
 消えてしまいそうだ
 でも 今日は心の火は消えない
 力はないけれど
 一日を生きる喜びのような 希望のようなものが見えるから
 たぶん 今日一日は大丈夫だ
 思えば こうやって 人が一日一日を生きていれば
 争い事など起きず たがいに優しくなって
 明日への希望をつなごうと
 語り合うことができるに決まっている 
 一方 外では 市議会銀選挙の公示が始まって
 自分の名前を連呼する大きな声が響いている
 その声は各々に希望を語っているのか
 いや そんなことはない
 何一つ希望が語れなかったこれまでの地方政治
 だから 多くの人が期待しない
 だから 多くの人が無関心でいってしまう