明後日から仕事
なんと二週間も休んでいた
いろんなことを考えた
何よりこの国のこと
なにかこう ずるずるとここまで来させてしまった
この国の狂気
ぬるっとしていて カビ臭く
そのくせ重たい扉に守られてきたような日本という国
似非権威と 似非伝統の国
ないものをないといわず
むしろ あったようなそぶりを見せて
権力に擦り寄りながら
その場を その場を やり過ごしてきた国
その一方で 重大事に臨んでは
なかったような顔をして
丸見えの嘘をつくことも躊躇わない国
こういう国が 自分の祖国か
権力を守るためなら
棄民を繰り返してきた冷酷な国
こういう国が 自分の祖国か
ついさっき 福島の子どもが
夏の秩父で保養する映像を見たばかりだ
そこに映った 幼い子と母の姿
もうすぐまた 福島に帰っていく
福一の汚染水の流出は止まらないけれども・・
