こまごま 書いておきたいこと・・・

 唐から「散楽」が入ってきたのが奈良時代の初めだという。

 その「散楽」を「散楽戸」を設けて、公的に習わせ、国家的に「散楽芸人」を
 育成したらしい。

 ところがやがて「散楽戸」は廃止、芸人たちは民間に流れて、古くからあった滑稽な 技をこなす「俳優・わざおぎ」と合流して、あらたな芸人活動を展開していった。

 苦しい労働に明け暮れる庶民たちも、滑稽な技を身につけていた「俳優」を身近なも のとして、散楽芸を楽しんでいたのだ。

 この初めのころは奈良時代。この時代の様子を探りたくて続けている途中・・・。