家族ってね・・・

家族は 不思議な集団です

家族は 希有な結びつきの人々です

何がって 互いに 悲しみがわかるのですから

いったい 何が嬉しいのかも わかってしまうのですから

もちろん ほとんどは わからないことだらけではありますが

でも 永い時間が経って 各々で 

いろんなつらいことなんかを乗り越えたりしたら

そのあとに のこるものが

家族っていうものの 

小さな小さな きらきらしている

核みたいなものだって

わかる日が やっと来たのです

この核みたいなものは

弱々しさの塊です

この核みたいなものは

それでも 心地よい塊なのです

生きているものの 死の悲しさとか

命は はかないけれど

命は だから強いのだとか

当り前な理屈が わかりあえる・・・

ある時 ふっと そのことに気がついて

嬉しくなってしまうのが

なんとも やみつきになってしまうのでしょうか