備忘録とも呟きとも・・・・

眠い・・・ 明日は夜、恒例の朗読会

森鴎外の『高瀬舟』、昨夜も夜更けになって

誰に聞かせるともなく読んでみると

なんかこう すごい迫力

何がかといえば 小説であって 小説ではない

言葉の紡ぎだし方に

ぞくぞくする感じをおぼえる

「読む」という行為は

作品の質を ありのまま 

表に出してしまうということかもしれない

人の思いと 人の言葉と 人の行動が

究極の一致を見せるという形容が

ふさわしいかなと そう思いながら

今夜もまた 夜更けになったら

読んでみよう・・

猫は 屋根の上の方で

十三夜の月を見つめながらも

私の声を 聞いてくれるかもしれない