わたしが仕事から遅くに帰ると
K君は なんだかほっとしてくれて
明日は 僕は仕事だから
魚のアラを炊いておいたよって
そういって 布団に入ってしまった
寝息は静かで まだ眠ってないだろうけれども
安心してくれたみたいだ
いつもより遅くなったら
携帯に電話くれたりもしていて
ああ しまった・・・
安心させることは
命にも関わるなって
ハッとさせられた感じ
弱い弱い人間が
互いに支えあうには
安心させることだろうな
大丈夫 そばにいるからって
互いに言いあえたら
怖くたって 怖くないかもしれない
世界中で 戦乱が絶えず
世界中で 天災が続き
世界中で 権力者の理不尽が
弱い人々を踏みつぶしてゆくけれども
そんな状況でも
大丈夫 そばにいるから
歩こうって 突き進もうって
言いあえたら これこそ
勝利への道かもしれないなあ
きっと そうに違いない・・・
相変わらず わたしに膝には
子猫が 眠ってしまっている