絶望はしない でも希望はもたない

 こういう生き方が一番いいのかなと思います

 こういう心持でいけば 人も苦しめず

 自分も悲しまずにすむかもしれません

 人が喜ぶために生きようとすると

 不思議と自分の悲しみを忘れ

 元気が出てくるという経験を何度もしてきました

 だから 人は人を愛して家族を創って

 つぎの時代へ何かを引き継いでいこうとするのでしょう

 自分の苦しみなど

 どうにかなるものではないですから

 それでも人が絶望しきらずに生きていけるのは

 人の喜んだ顔を見ることができるからです

 さあ 明日の糧をえるために

 私は出かけます

 心も体もだいぶ疲れていますが

 今は、こうして生きるしか道はありません

 だから ぼちぼち歩こうとは思っています

 この家に悲しみが覆うのを少しでも防ぐには

 私が働くことしか 今は道がないからです

 なんだか心が沈んでいます

 でも 出かけてゆきます

 これが私の当面の暮らし方です

 さあ 心は静かです

 絶望はせず 希望は持たない・・・

 そんな言葉をつぶやきながら

 やっぱり家族の幸福を思っています