昇段試験作品提出

これは先生が書いてくれたお手本。

楷書を条幅に初めて書いた。

太筆で 気持ちがいいほどのびのびと書けたけれども、くたびれた・・・。

今回の試験は三段から四段へのステップを、上がれるかどうかがかかってい

る。私にとっては、大変な仕事だったが、落ちても仕方がない。

練習を常日頃から、コツコツとやっているわけではないから

こういう時に、苦しむことになるのは当然だろう。

それにしても、書道は好きなんだなあと、あらためて思っている。

墨で文字を書く。なんとも気持ちがいい。

うまいとか、へたとか、そういうこととは無縁な、

文字にこめた意味を、一途な思いで形にするという行為が、

生きるエネルギーに、火をつけるのかもしれない。

まだまだ、そんなことが可能な域に達してはいないが、

ともかく、のびのびと文字を書くというのは、気持ちがいいのだ。