安倍首相の退陣を切望する・・・

イスラム国に拘束されていた二人のうち湯川さんという人が処刑されたらしいと
朝起きた途端 息子からそのような話があった。
この国の多くの人がそれを予測していたに違いない。
すでに日本国政府に向かって拘束した二人の人質の身代金として
2億ドルが要求されていたが日本政府には
それに応じる気など全くないと思われていたからだ。
人命軽視等という言葉などでは言い表せない。
この国の首相をはじめ権力層の人達にとって
そもそも人の命に対する関心が欠落している。
それは他のあらゆることにあらわれていた。
消費税を上げて諸々の物価が上がり
暮らしていくこともままならない人達が命さえ脅かされているとは思っていないし
働くことができずに生活保護を受けようとする人たちの
支給金額を引き下げて彼らの暮らしを逼迫させることにためらいはない。
その他にも数えあげたらきりがないが
この国に暮らす人々が生存権を奪われて
生きることができなくなるような事を次々に実行していく。
そしてついに世界中にその愚かさを明らかにしてしまった。
永い間紛争に明け暮れ数えきれない人々が命を落としている中東に
自ら出かけて行ってすでに二人の日本人がとらえられていた事実があったにもかかわらず
とんでもなく反イスラム国の立場を鮮明にして不用意な発言をしてくるという始末だ。
しかしそれはいまさら驚くべきことではなく
これまでの安倍首相の言動から十分予想されたことだ。
そしていまやいよいよ人命が目の前で損なわれていくことを
多くの人が認識させられるという状況に至ってしまった。