記録 2

2013.9.2(月)雨
どしゃどしゃと雨が降っている
それがコンクリの道を流れ流れていくのがわかる
今頃 病院に到着かな 午前10時半  
よれよれの Tシャツ一枚でいったから
駐車場から濡れながら 正門に入っていったはず
そうなると ますます 心は重たくなっているかな
病気の検査をしてもらいに行くのは半年ぶり
少々難があったって 生きていけるから
細く長く ゆっくりと生きようや
それが 君の生き方だって もうわかっているし
だからといって 君の 遅れてきた少年のような優しい心は
消えてなくなってしまうわけではないし
それだから 君と一緒にここまで歩けたんだからね
例えば 病気について 何ていわれようと
心の平安を 取り乱されちゃいけない
そう 私は こうやって君にずいぶん鍛えられた
君を愛し続けることで 人間を知り
人間への愛おしさを毎日毎日 知ることができた
君を支えるのは 愛だけ 
いや人間を支えるのが愛だけなんだわ