二か月ぶりのたった一本のビール

朝方3時からのシフトにはいるはずのT青年が

起きられずに三時に出勤した

昨夜は戴きもののビールを

たった一本飲んで眠ったのがまずかったか

いつ眠って いつ起きているのか

どうすることもできないような勤務時間で

生活リズム いや 生体リズムはがたがたになった

地元の「ブラック企業」が経営するコンビニ

夜間の責任者のような形で働いている