「日本」という国

これはもう権力者にとって
してやったりの世界なのだ
歴史の捏造を次々に犯す政治家達
「侵略の定義はさだまっていない」と公に発言する日本の総理大臣
従軍慰安婦」は必要だったと これまた公言した大阪市長
どれもこれも お歴々なのだ
大層な高学歴で 司法試験に合格して「弁護士」だったり
先の大戦戦争犯罪人だった権力者の孫だったり
日本の実質なんて こんなもんだったって
斜に構えていってみたところで
それはもう その通りだと思うと
どうしようもなく 沈んでしまうだけなのだ
いったい この嘘にまみれた
歴史も 文化も 思想も 哲学も
くそくらえっとばかりの 
品性下劣な怪物のような「日本」という国に
生まれ 育ち 生き抜いてきた時間が
どんよりと漂ってしまうのを
今は じっと耐えて 
心の中を 見つめていよう
この国を 変えることができなかった非力は
今も変わらないが だが・・・
怒りと悲しみとで ふつふつとする心だけは
ずっと ずっと火を燃やし続けて
たやさないでおく 
それだけは やめない やめない 絶対に 
後ろを歩いてくる若者たちに
何ていったらいいのか
言葉を 見つけよう 
せめて 見つけなくてはと思う