政治に何を望むのかという根本的な問いに 色々考えている。
一人ひとりのこの国に暮らしている人が
自分の個性や能力を生かして暮らしていくことができる国を望む。
各々が飢えることないように、働けない人がそのハンディゆえに
生きられなくなるという事態が決して起こらない国を望む。
人間について、命について、生きるということについて
要するに人の生存に関わる根本的な問題を
国中で学び、議論し、一人ひとりが独自の見解を持つことを
教育の目標とする国を望む。
芸術活動の盛んな国を望む。
手で物をつくる活動が盛んな国を望む。
これまでの人類の歴史の上に登場し
人類史の足跡を残した あらゆる思想や哲学を
盛んに学べる国を望む。
その国の指導者は、そこに暮らす人間すべてが
日々、安心して生きていけるために
何をすべきなのかを きめ細かく考え
多くの民意を代行する人々と質の高い議論をしながら
実行に移してゆける国を望む。
常に最優先課題は、平和な国づくりであるという国を望む。
生きてゆく上で、もっとも困難を抱えている人々を基準に
国の政治を構築していける国を望む。
・・・・なんだか真剣に、国政に望むことを考え続けてしまった。
上記のとりとめもない願望は、決して場違いではないと思う。
文化レベルの高い国づくりは
豊かな思想が育まれる土壌が、耕されていくことに他ならない。