くたくたの頭で何を思うか・・・・

 蒸し暑い

 台風がそれも猛烈に大きな台風が来ている

 歯が痛い

 ずっと前から時々そうだったけれど

 相変わらず痛い

 周りには 結構悲しいことがたくさんある

 でも どうしようもないこととも思ったりする

 自分が 天に召されたら

 もう いろんな悲しいことは見なくていいから

 それがらくかなって ちらっと思うけれど

 私が召されることを 悲しむ人がいてくれるうちは

 できれば召されるのを 先へ延ばしたい

 でも それを決めるのは 私ではなく神だと

 やはり思っている

 夜が更けてゆくから 静かだ

 静かというのは 孤独ということでもある

 孤独というのは 少し淋しくもあるということ

 でも さびしくてもいい 当り前のこと

 生きることには 淋しいこともなくてはならない

 こうして 文字を綴ると

 いろんな人が読む

 特に自分の周りの人が読むとなると

 私の今の心の様を知って 心がざわめくかもしれない

 できればざわめかない方がいいと 

 やっぱりずっと昔から思ってもいた

 だから 文字にするのは なかなか難しい

 でも そうすると 私は何も綴れなくなって

 却って自分の扉が閉まってしまう

 それもまずいなって 思うからなんだかこうして綴ってしまった

 時々 生きることに本当に疲れ切ってしまって

 こころが へとへとになる

 そういう時は お酒を飲むか 思い切り遊ぶか

 それ以外に 何をしようか

 でも そんなのも なかなかできないかな

 強いて言えば 力ない口調になって

 やっと しゃべったりしながら ああ 大丈夫だって

 一人で 心を元に返す

 自分一人では無理で 家族なんかと

 力ない会話を交わすうちに 波立つ心が静かになってゆくみたい

 さあ 眠ろうか・・・・

 どうしてこれほど 生きることは大変なんだろうな

 でも とりあえず今日を生かされたという事実の前に

 深々と 頭を下げるだけだ

 明日がありますようにと 私を気遣う家族のためにも

 私は 静かな心で祈ったりする

 さあ いよいよ台風だろう 

 この古い家がつぶれなければいいなあ・・・