(給料日まであと6日)

いろいろあって 赤字になって財布の中身はほとんどない
そういうときは 我慢すること
買わないということ  
いや 買えないということだから
我慢して やりくりすることしか道はない
お金を使わないということなのだ
消費者の財布は堅くしまっていていいのだ
それでは 資本主義のこの国はなりたたない
なんていわれても かまうことはない
お金を得るためにどれだけたくさんの
大切な時間を使ってきたことを思えば
そうして今も これからだって
自分の生きている時間を使ってお金を得るのだから
自分の命を削っているのと同じことだ
だれもが「天職」につけるわけではないのだから
それならなおのこと 
労働して手に入れたお金は大切に使おう
だいいちお金がなくては
何にもできなくなることが異常なんだ
知恵を働かせて 工夫を凝らして暮らしていくのを
やめちゃいけない・・・・
消費 消費と騒がれて 
それが時代の流れじゃないかと思っちゃって
気づいてみたら 買い物して払ったお金は
それを作った人へは渡ってはいなかった気がする
だから 作り手と書い手の心は通わず
人は人と離れ離れになって 
どんどんどんどん 孤独になって
手にしたものは いるのやら いらないのやら
そういうさびしい心だけが 残ったりする
こういうのは でも きっと仕組まれていることかな
わずかなお金で いるものも いらないものも買いこんで
豊かに ゆたかに ユタカニ なったって
みんなが思いこもうとしたら
その心が覚めないうちに
次の仕掛けを また 誰かが考えているような気がする
ねえ 生きるのに足りる最低のお金を
みんなが得ることができたら
世の中は 本当に発展しないのかな
隣りで 誰かが困っていたら
その人に手を貸して 一緒に行きあって
暮らしていける社会が 
いつの日かでき上がっていったら
これが人間の発展じゃなくて何なんだろう