心 平安に・・・

ずっと心のざわめきがとれないで
明け方に目が覚めて うとうとすることが多かった
悲しいことがいろいろあったから
しかたがないことでもあったけれど
もう そろそろやめにしよう
なぜ こうなってしまったのかというのも
どこかわかっていて そこを時々封印することが必要だ
世の動きに 一つ一つ心を寄せて
悲しみに また一つ悲しみをのせて
ここのところそうやってきたなと思っている
終わりにしよう
静かな心を 取り戻そう
そうして 私の仕事をやらないと・・・
傍らの夫が ここのところずっと何かを創っているが
それが 私の心をほっとさせる
同じ悲しみを 心に吸い込みながら
もうじき帰ってくる娘を娘の大事な人のために
みんなが一緒に食事をするためのテーブルをつくったのだ
こうした日常の 二つとない重さ・・
日本中のあちらこちらで 人々が殺され
唯一の日常が 次々に踏みつぶされても
何もなかったように 時間は流れているか
いや そうは言わせない
この意思を かみしめながら
週末最後の仕事に出かけよう
まだ 心はざわめいているけれども・・・