久しぶりの手紙

 なんかこう、頭の中が「ピリピリ」した感じが続いていて、

 なかなか、今日のように、今の自分を綴ることができませんでした。

 そのピリピリって、自分を取り巻くいろんなものの影響を受けて

 脳内信号が点滅しているみたいなものかもしれません。

 別の言い方をすれば、「冴えに冴えていた」ということでもあります。

 そういう時は、実はあまり気の利いた言葉を文字にすることは

 できないのです。
 
 自分を取り巻くいろんなものの中で、最も醜悪で、

 最も刺激的なものは、なんといっても、この国の権力を

 牛耳っている現政権です。

 人間としての日々を生きたいと、普通に思っていることが

 どんどん難しくなっていく・・。


 毎日毎日、信じがたいような稚拙で暴力的な政治が

 彼らによって進められ、それに反対の声をあげようとしても

 彼らに多数を与えてしまった現実の前に

 人間としての自分が、踏みつぶされていくような感覚に襲われています。

 久しぶりに、こうして筆を執っているのに暗い話でごめんなさい。

 でも、こういう日があっても、きっと夜は明けますから

 その時まで、希望は捨てません。

 今夜はあいにく、激しい雨が降ったり止んだりしています。

 そんな雨の音を聞きながら、これを書いているというわけです。

 それではこの辺でね・・。