備忘録も兼ねて・・

備忘録も兼ねて・・
正直にいえば、仕事に喜びがない。
これではいけないと思うので、時々、
気分転換を図ろうとこころみるけれど、うまくいかない。
それでも歩く。そうやって喜びを見つけて歩いてきた。
そこでまた自然に喜びが見つかる。
歩くことしかない。人生は歩くことしかない。
年を重ねるとはそういうことか。

昨夜は太宰治に関連する本を三冊借りてきた。
最後に玉川上水に入水する時の同伴者だった山崎富枝という女性は美容師だったという。
きれいな人だ。太宰に何を委ねたのだろうか。
それにしても新潮社の日本文学アルバムは
太宰の表情をよくとらえた写真を載せている。
死の直前の頃などは、もう死んでいくしかないような太宰の姿に、
私の心が沈んでいきそうだった。