週末になると・・・

 年齢による「羞恥心」のようなものが

 私の中にも あった

 これはなんだろう・・・

 疲れだろうか

 いやいや 生きてきた疲れなのかもしれない

 俗世間にいて ここに生きる場はないなと

 漠然と感じていることに気がついた

 ああ こうやってだんだん 

 生きる世界のはじっこに 寄っていくんだろうな

 時々 もう動きたくも 語りたくもなくなる

 それも自然だろう 体力も気力も

 ずいぶん使ってきたから

 引越しの片づけをしながら

 昔々の 資料を捨てる

 昔々の私は もういるはずはない

 それも自然なこと 老人の生き方を

 あらためて 身につけたい