出る 出ていく予定

 


もうじかんはない いろんないみで やろうとすることを すこしずつかたづけよう

 じぶんのからだに くさりのように からみつくものを ひとつひとつ はずしていこう

 いのちなど あすはどうなるか それをきめるのはかみだと しんじている

 げんじつに むきあって そこから いっぽもひきさがらず やってきたけど

 このままじゃ もうそれいじょうのことは できない だから このじょうきょうを

 やめようとおもう でていって あたらしいちへいを ひらいていきたい

 まずは いまのしごとばを でていく それから あたらしいじぶんのじかんを

 そうぞうする そのために あとごかげつ ゆっくりじゅんびしていく

 ははをした くろうはたくさんあったけれど じゅうそくしたははのじかんをやらせてもらった

 もう ははでなくていい ははでなくても かぞくをあいすることはできる

 だから にんげんの おんなの わたしに かえって あるきだすじゅんびをする

 ふしぎに ちからなどはいっていない ふつうに かるく じきがきたのだとおもう

 さあ これは わたしのせんげん じゆうのせんげん 

 そうだ つれあいと いっしょにいつまで いのちをあたえられることか

 どちらが さきにいっても そらのかなたで ふたりのばしょをつくって

 そこでまた かぜとたわむれるつもり ふたりだけしかわからない

 かぜのにおいを たのしむつもり 

 いやまて もうひとり こころよわい やさしい かぞくを

 こころのそこからあいしているぞ 

 そのこの よわさだって わがかぞくのしるし

 そして とおくにいる もうひとりのこも

 とおくから とおくから いのっているから