ネットの中

パソコンを開けて、ネットにつなげて、そこで見るものは

目も覆うばかりの悲惨な日本の姿。

でも、これを悲惨だと思うか思わないかは分かれるところだろう。

馬鹿な国民め、破滅してしまえと思う。

でも、私も馬鹿な国民のひとりで、歴史の審判から逃れられるものではない。

さて、実際この国はどうなっていくのか。

コロナの感染者が、うなぎ上りに増え続けているのに、

事実を事実と認めないまま、時間ばかりが経って、

もう手が付けられない状態が生じている。

そうか、日本という国はありのままに現実を受け入れ、認めることができないのだ。

感染症が世界的に広がり、多くの人が罹患して、多くの死者が出ているというのに、

自国の人々がまた、それによって苦しんでいるというのに、

何一つ対策をとらずに、もはや、どうしたらいいのかわからない状態にある。

こうした状況は、75年前のアジア太平洋戦争の時も、

2011年の原発事故の時も、同じように「現実逃避」そのもの。

それによって、日本に暮らす多くの人々が死のうが知ったことではないのだ。

さらに悲劇的なことは、そうした為政者を引きずり下ろすことができないまま、

永い永い時間が経っているということだ。

無能な、でたらめな、権力欲ばかりの現政権を倒さなくては

私達は、決して生き残れないだろう。